2025年、IEEE Computer Societyの支援を受けて、障害のある44人にウェブ開発、グラフィックデザイン、デジタルマーケティングを教えました。数字は2025年インパクト報告書に載せています。
この記事では、数字には表れないことをお伝えします。すべてのプログラムの設計を変えた、5つの学びです。
アクセシビリティは、初日より前に決まります
会場、研修のプラットフォーム、ファイルの形式、スライドの書体まで、最初のセッションの数週間前にすべて選んでいました。その一つひとつが、誰が参加できるかを左右しました。うまく選べたところでは、受講生は学びに集中できました。見落としたところでは、最初の1週間のほとんどを修正に費やしました。
最初からアクセスを考えておくほうが、後から直すよりも負担が小さく済みました。これは毎回そうでした。
受講生の違いは、デジタルスキルよりも支援技術にあります
スクリーンリーダーや拡大ツールを使いこなして来る人もいれば、自分に合う支援技術をこれまで手にしたことのない人もいました。私たちはデジタルスキルの幅は想定していましたが、この違いは想定していませんでした。
今は、カリキュラムを始める前に全員の準備を整える時間をしっかり確保し、その時間も研修として数えています。
会場にたどり着くことが、最初の関門です
人が来られなくなる最大の理由は、交通手段でした。意欲や能力が理由だったことは一度もありません。アクセシブルな交通手段はアクラでは少なく、費用もかかります。これを見過ごすプログラムは、本来支えるはずだった人々を静かに失っていきます。
今は、交通費の補助、会場の選び方、柔軟な時間割を、字幕やスクリーンリーダーへの対応と同じアクセシビリティの対策として扱っています。
スキルを収入に変えるのは、人です
インターンシップやフリーランスの仕事に最も早くたどり着いた受講生には、みな、紹介の橋渡しをし、ポートフォリオを一緒に見直し、企業に推薦してくれたメンターがいました。その人がいなければ、修了証だけではほとんど役に立ちませんでした。
今では、メンタリングはTechAbleのすべてのプログラムに、最初の週から組み込まれています。
コミュニティは続いていきます
修了から数か月たった今も、コホートの仲間は求人情報を交換し、技術的な問題を一緒に解決し、新しい受講生の面倒を見ています。私たちはスキルを教えました。人々を前に進ませ続けたのは、このグループです。
今は、カリキュラムと同じだけの心配りを、受講生のコミュニティにも注いでいます。
これから
これらの学びを、AIリテラシーやガーナの企業とのより密接な連携など、次のプログラムに生かしていきます。受講生、メンター、パートナーとして参加したい方は、ご連絡ください。
才能は、すでにここにあります。足りないのは、アクセスです。